ヤミ金融の知識

まず始めに消費者金融を利用される前に、違法業者であるヤミ金融の実態について知っておかれたほうがよいでしょう。本来消費者へお金を貸して利息をとる行為は、所在地の都道府県が認可する貸金業登録をしておかなくてはなりません。これは意外と簡単な届出のみで認可されますのでそれほど困難なことではありません。

しかしその届出をせずに営業をしている業者が後を絶ちません。この理由は、貸金業登録をしていると、様々な法律の拘束を受けてしまうからです。その一つに「上限利息」があります。貸金業では法定金利によって上限利息が18.0%と定められています。2010年6月に実施された総量規制以前であれば、約29%が上限利息でありました。

また、支払いの遅延者などへの取り立てに関しても厳しい制約があります。こういった規制を逃れるために、貸金業登録をせずに未登録のまま業務をしている業者を、ヤミ金融と呼称します。彼らの大半は連絡先を特定できないように、電話番号をプリペイドなどの携帯電話にしており、住所も未記載になっているはずです。

こういったヤミ金融は通常の審査では借りれないような多重債務者をターゲットにして、彼らに甘言を施してお金を借りさせ、彼らから利息を長期にわたって払わせるのです。多重債務者に返済能力などあるはずもなく、元金は何十年経っても減らず、利息のみ永遠に払うことになります。

巧妙な手口

こういったヤミ金融の手口は年々巧妙になっており、最近では都道府県に貸金業登録をしている業者も散見されます。これの目的は、貸金業登録をしていると、スポーツ新聞や雑誌などへ広告を打つことが可能となるからです。だいたいスポーツ紙などへの広告掲載条件として貸金業登録をしていることが義務つけられているからです。

こういった一般に紛れたヤミ金業者を見極める方法として、貸金業登録に記載されている番号に着目すると簡単に見極められます。たとえば「東京都①」といったように、都道府県の次に番号を記してあります。これは数年おきに更新される回数を表わしたもので、①というのはつまり登録して一回も更新をしていないという意味です。

こういった新規の業者には要注意が必要です。また、自宅などに送られてくるDMなどにも要注意で、彼らは何らかの方法で多重債務に陥っている人のリストを集め、それを元にDMを送りつけているのです。たしかにそのほうが、魚のいるところに釣り針を垂れるではありませんが、確立は高いでしょう。そういった業者もだいたいたヤミ金業者ですので、簡単に飛びついてはいけません。